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五輪と庭球

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担当コーチ
田中 知子

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リオ・デ・ジャネイロ  オリンピックが近づいてきた。(8月5日~21日)

ブラジルは南半球で、季節は冬なのだが8月の平均気温は、22℃ぐらいになるそうだ。

ちなみに、南米大陸でのオリンピック開催は初である。

さて、テニスも競技のひとつであり、錦織圭選手や土居美咲選手に期待が高まる。

夏季オリンピックにおけるテニス競技は、1896年 第1回 近代オリンピックのアテネ大会から始まった。

この時は、男子シングルスと男子ダブルスの2部門で、実施された9種目の中では唯一の球技だった。

1900年 第2回 近代オリンピックのパリ大会では、男子シングルス・男子ダブルスに加え、女子シングルス

と混合ダブルスの2部門が新たに始まった。

日本の代表選手がオリンピックのテニス競技に初めて参加したのは、1920年 アントワープ大会。

この時、熊谷一弥が男子シングルスで銀メダル、熊谷一弥・柏尾誠一郎のペアが男子ダブルスで銀メダル

を獲得した。これは、日本人選手が獲得した最初のオリンピック・メダルだった。

しかし、1928年から1984年までテニス競技は中断された。1988年 ソウル大会で64年ぶりにテニス競技

が復活した。女子シングルス部門では、シュテフィ・グラフが金メダルを獲得。

この年、グラフは4大大会を全て制覇した後、オリンピックで金メダルを獲得したので、

『年間ゴールデン・スラム』という偉業を成し遂げた。男女を通じて唯一の達成者である。

 

リオ・デ・ジャネイロオリンピックのテニス競技は、8月6日~14日の予定。

時差は12時間なので、日本が昼ならリオは夜ということですね。寝不足覚悟で、日本選手にエールを

送りましょう。『がんばれ! ニッポン!!』

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