DAVIS CUP
- 担当コーチ
- 田中 知子
3月から今年のデビスカップワールドグループの戦いがスタートした。
日本は初戦カナダに敗れてベスト8を逃したが、世界ランキングを4位に上げた、
錦織圭の活躍はサスガだった。
デビスカップ、通称『デ杯』。私の記憶では、我がテニス・ユニオンM&Tの先代社長、辰巳真(故人)は
若かりし頃、デ杯の候補選手であった。
私たちは、辰巳さんを『校長先生』と呼んでいた。校長先生のストロークは強烈で、
コンパクトなバックスイングから打ち出される球は、本当に重たいのである。
が、実は得意ショットはバックハンドのドライブボレーだった。とにかくどのショットも格好良かったのを今でも覚えている。
デ杯の時期が来ると私は校長先生のことを思い出す。
また来年、さらに進化した『チームJAPAN』に期待する。