ポイントの数え方由来②
- 担当コーチ
- 柴田 真央
前回で紹介したのは、コールの省略説ですが、今回は六分儀説について書こうと思います。
そもそも六分儀というのは、主に船や飛行機で使われる物で、今は電波誘導によって船の位置や飛行機の航路なども決定するそうですが
普及する以前は、船では航海の際に天体の位置を観測し船の位置を決め・飛行機では太陽や地平線を測り航路を決めていたそうです。
それではなぜテニスのポイント由来説になっているのか・・・そもそも六分儀では360度の円を6つに分けたものが1つの単位と考えます。
テニスの試合も昔は6セットマッチで行われていたらしく、全体の6分の1だから1セットは60度。1ゲームは今と変わらず4ポイント制で、
60度の4分の1は15度。この考え方で1ポイントを取れば、15-0・1対1になれば15-15という風になったと言われています。
それではなぜ30の次が45ではないのかというと、➀で書いた通り45はforty-fiveと長いので、省略して40にしたという説です。
ただ、これも本当かどうか怪しいそうです・・・まだまだ他にもいろいろ仮説はあるみたいなので、興味のある方は調べてみてはどうでしょうか!?