民藝!って?
- 担当コーチ
- 小林 富士
東京の国立近代美術館で、「柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年展」が開催中との新聞記事を発見!
このご時世でなければ、東京へ観に行きたいところだが……。関西への巡回展は?
民芸品とは?名もなき人が実用の為に作ったもの。
自然素材を基本にした日常生活の在り方が見直される昨今、民藝には『 持続可能な開発 』に通じる感性が流れている。
この「 民藝 」という言葉は柳宗悦(やなぎ むねよし)が生み出した。
柳宗理 (工業デザイナー)の父と言うと、ご存知の方も多いかもしれない。
東京、駒場にある日本民芸館へ行ったのは、何年前になるだろうか?
魅力的な民芸品の数々。建物自体も惚れ惚れする造り。
こんな所に住みたいと思うが、夢のまた夢のお話。
昨年、原田マハさんの ”リーチ先生” という本を読み、バーナード・リーチという人、柳宗悦、濱田庄司、河井寛次郎、富本憲吉、棟方志功、
など、魅力的な人たちの集まりに感嘆するばかり。
興味が募り、柳宗悦の妻、柳兼子の生涯を綴った本を読み、その昔、柳兼子リサイタルを芦屋のルナ・ホールで聞いたことを思い出す。
声楽家として、世界的にも実力を認められた人と知り、何事も経験しておくものだと痛感。
大坂の民芸館にも一度足を運んでみたい。
いつになったら、この圧迫感のある生活から解放されるのだろうか?
自由にどこへでも行き来できる。
当たり前のことが出来る日常を早く取り戻したい。