ラケットを持っている手ばかりを気にしていませんか?
- 担当コーチ
- 佐々木 大介
皆さんはボールを打つ時にラケットを持っていない方の手(私は右利きなので左手とこれ以降は書きます。)を意識していますか?
意識されていない人が多いと思います。さらに構えている時から意識している人となると、かなり少ないのではないのでしょうか。
では実際にはどのように左手を使っていくのでしょうか?
①フォアハンドストローク
フォアハンドストロークでは左手は打点の目安として出したり、バランスを取るのに使います。
②バックハンドストローク
片手なら体のバランスを取るのに使い、両手なら左手を主体にスイングをしていきます。
③ボレー
フォアボレーと片手バックボレーは体が開かないようにする為に使います。両手バックボレーでは左利きの人がフォアボレーを打つようにして右手を添えている感じになります。
④サーブ
トスを上げた後そのまま残して、左肩上がりの状態をキープしてラケットを上に振り上げやすいようにします。右手の始動と入れ替えで下がってきます。
どのショットでも左手には必ず重要な役目があります。ラケットを持っている手ばかりではなく、たまには反対の手を意識してみると、今まで上手くいかなかったショットが上手くいくようになるかもしれませんよ…。