身体能力と運動神経の違いは?
- 担当コーチ
- 小林 富士
先日、振り替え受講された男性との会話。
” フォアハンドストロークの打点がどうもつかめないんです…。” との質問。
” タイミングがつかめると、体の前方で捉えることが出来るようになりますよ!運動神経が良いので、すぐにつかめますよ!”
” 僕は、運動神経はよくないんですよ…。身体能力は確かに高いとは思うんですけど…。”
との返答。身体能力?運動神経とどう違うの?
疑問に思ったので、ちょっと調べてみました。
運動神経・・・・自分が置かれている状況を見て判断し、その状況に応じて自分が思い描いた通りに身体を動かして反応(対応)できる力
身体能力・・・・身長や手足の長さ、筋肉量や筋肉の質など身体的な要素によって生み出される筋力やスピード、パワー、持久力などの力
そして、医学的には運動神経は脳から筋肉など体の末端へ信号を伝える通り道のことで、誰にも備わっていて個人差はないとのこと。
「運動神経がいい!悪い!」という表現はあくまでも俗語であって、
スポーツ科学的に「運動神経がいい!」という状態は、” 自分のイメージ通りに身体を動かせること” であり、練習によって誰でも身に着けられるもの。
よって、” 生まれつき運動神経がいい人 ” なんていない!
そうなんです。私の認識不足でした…。
ということで、訓練次第で運動神経は鍛えられるそうですから、皆さん!頑張りましょう~!!